③傾斜配点制度
“傾斜配点制度”とは、おもに職業学科・専門学科において、特定の教科への得点配分を重視した配点を実施する制度です。
傾斜配点の配分は、1.5倍ないし2.0倍と定められています。したがって、該当教科の満点は、60点×1.5=90点または60点×2.0=120点となります。
この制度を採用している学科を受験する場合、全体的なバランスのよい生徒よりも、該当教科が得意教科となっている生徒が有利となりますので、自己の得意・不得意をよく考えて志願する必要があります。
【例】 数学(×2.0)、理科(×2.0)、英語(×1.5)の学科の場合
A君:素点 国語36、数学52、社会44、理科56、英語48=236点
36+52×2.0+44+56×2.0+48×1.5=368点(450点満点)
B君:素点 国語48、数学47、社会52、理科47、英語50=244点
48+47×2.0+52+47×2.0+50×1.5=363点(450点満点)
このように、各教科のバランスがよく、素点で勝っていたB君が傾斜配点によって、A君に逆転されるケースがあるのです。
なお、傾斜配点を実施する学科の場合、理数科・情報科などでは数学・理科を重視し、英語科・国際文化科などでは英語を重視する傾向があります。
〇傾斜配点を行う学科と受験教科
【石狩学区】 ・札幌啓成(普通科)…国語(1.5)、数学(1.5)、英語(1.5)
(理数科)…数学(2.0)、理科(2.0)、英語(2.0)
・札幌国際情報(普通科)…国語(1.5)、数学(1.5)、英語(1.5)
(国際文化科)…国語(1.5)、英語(2.0)
(情報技術科)…数学(1.5)、理科(1.5)
(流通サービス科)…国語(1.5)、英語(1.5)
(情報システム科)…国語(1.5)、英語(1.5)
・千歳(国際教養科)…英語(1.5)
・札幌清田(グローバル科)…英語(2.0)
・札幌開成(コズモサイエンス科)…数学(2.0)、理科(2.0)、英語(2.0)
【渡島学区】 ・函館商業(国際経済科)…英語(1.5)
【上川学区】 ・旭川西(理数科)…数学(2.0)、理科(2.0)、英語(1.5)
【釧路学区】 ・釧路湖陵(理数科)…数学(1.5)、理科(1.5)、英語(1.5)
・釧路江南(普通科)…数学(1.5)、英語(1.5)